2019年 8月、浜松に住んでいた、一人のベトナム人留学生のカン君の「困った」声を聞いて、一緒に立ち上げた事業、それがBETOHASUの事業です。
当時、日本に住むベトナム人は急増していましたが、地方都市にはベトナム食材が行き届いていませんでした。
確かに、全くの「門外漢」であった私たちに、食品の輸入事業は決して簡単ではありませんでした。もしかしてあの時、「これをやろう」と決断したことは、安易だったかもしれませんが、私はその時の「決断」を全く後悔していません。
日本の法律に合致した商品を輸送した後に、日本の検疫所を通し、日本の税関で「関税」を納めた後に、初めて日本国内で販売することが可能になります。
私たちは確かに数々の失敗を重ねましたが、その分、逞しく「食品輸入」、「免税 (無税)」のノウハウを蓄積して来ました。
様々なベトナム現地の食品メーカーと業務提携を締結し、日本市場での営業展開を行っております。今までは、主に、日本国内のベトナム食材店、ベトナムレストランを中心に卸売をして来ました。
しかし、クロスボーダーのビジネスは、難しいところがいろいろあります。
日越両国は、CP TPPや日越EPA、RCEPなど、確かに調印しているのに、実際に両国企業同士で取引を行うと、ビジネスに関するルール・商習慣やコンプライアンスに関する理解・認識・考え方などには相応のギャップが存在します。正直、これは悩ましい問題です。
私たちBETOHASUは、これからもコンプライアンスを遵守したビジネスを推進し続けてゆくことで、日越両国の貿易、経済発展のために貢献してまいります。
これからもたくさんのベトナム企業とたくさん取引をしてゆきたいと思います。
今後もBETOHASUをよろしくお願いいたします。
株式会社BETOHASU
株式会社ベトハスリカートレーディング
代表取締役 (CEO) 佐野 憲